ジャム瓶や香辛料の入っていたガラスのボトルには、手芸用のボタンを収納している。
何かの買い物でおまけについてきた水晶の粒やビーズ
そして家族で海に行ったときに拾った小さな貝殻やシーグラスも、全部ガラスボトルの中。
このガラスの小瓶の中には、楽しかった海の思い出が詰まっている。
最近はシーグラスを拾う人・集めて売る人も多くなったから、昔のように海に遊びに行ったついでに探しても見つからなくなったのだけど、それはそれで良し。
こどもと一緒にサラサラとした砂を集めたり、小さな貝殻を集めたり、夏の海は大人になっても楽しみが多い。
ハンドメイドに使うつもりで集めた小さな貝殻も、ガラス瓶に入れたまま。
小さな穴をあけて、淡水パールと貝殻で夏のアクセサリーを作ろうと思っているのだけど、今でも手つかずのまま棚に並んでいる。
(/ω\)なんだか、穴をあけるのがもったいないような気がするの。
野の花は野に咲いてこそ美しいもの。
そして海の物は海にあってこそ綺麗なのでしょう。
海辺のカラフルな石も、家に持って帰るとなぜか色褪せてしまうのです。
だから、思い出のほとんどは写真の中。
いつも傍に置く思い出は、小さくて構わない。
懐かしいあの頃には戻れないけれど、
こどもたちと一緒に過ごしたキラキラした夏が確かにそこにあったことを
小さなガラス瓶は教えてくれるのです。
今日も我が家の窓辺では、思い出たちがキラキラ光ってる。
他人には何の価値もないだろうけれど
それぞれの夏が詰まったガラス瓶は、私の宝物になってしまった。
ガラスボトルの中には
自分だけの世界が詰まっているみたい。
ジャム瓶だと若干生活感が溢れてしまうから、ディスプレイ用に選ぶなら素朴なガラスボトルがお薦めです。
オリジナルのラベルを付けても素敵。