最近、ガラスの笛吹きケトルを使い始めた。
笛吹きケトルといっても「ウィスラーケトル」はコーヒーポットみたいな形をしている。
黒いハンドルとフタ。丸くてポッテリした形。
昔懐かしのベタなデザインが中年の心にドンピシャだ。
まぁ、IHを使うお宅には全く関係のない話なのだけど。
楽しみはお湯を沸かすとき
ガラスケトルは透明なのが最大の魅力だと思う。
とにかくケトルを火にかけたときの美しさはたまらない。
青いガスの炎や、温まり始めた水が揺らぐ様子も美しくて、見ていて飽きないね。
ケトルといえばホーローか金属製か、ぐらいにしか思っていなかったけれど
ガスコンロをお使いなら「ガラスケトル」という選択肢もありだと思う。
透明で清潔感があるし、お湯を沸かしている時間も楽しい。
ちなみにメデルコのウィスラーケトルはアメリカ製。
ドイツで製造された硼珪酸ガラスを使用し、アメリカで組み立てているのだとか。
火にかけたら割れちゃいそうにも見えるけど、硼珪酸ガラスは理科の実験器具にも使われる素材。きちんと「直火用」と書いてあるから安心です。
※法改正により現在、日本製のガラス容器は「直火用」表示が認められていないそうです。
笛の音
ウィスラーケトルはフタ部分に穴があいていて、ここがいわゆる笛吹き部分。
ガラス製のケトルは何種類か見比べたけど、笛吹機能がついているのはウィスラーケトルだけ。
笛吹だと「ケトルを火にかけたまま忘れてしまう」という心配がないので安心感があるね。
ちなみに笛の音は聞き馴染みのある、昔懐かしの音がする。
沸騰して湯気が出てきたな~と思って見ていると「ヒュル・・・ヒュル・・・ピーーー!!!」と突然鳴るので、最初のうちはビックリ!
まぁガラスケトルは目で見ても沸騰してるのが一目瞭然なので、普段は笛が鳴る前に火を止めてしまうことが多いのだけど。
スタンダードという使いやすさ
実際に使い始めて思ったのは、このケトルはハンドルは握りやすいし・軽くて持ちやすいし・すぐに壊れてしまうような繊細な作りでもない、ということ。
個性的でもないし、代り映えのしない形だけれど「スタンダード(定番)」というのは誰にでも受け入れやすくて使いやすく作られているのだと思う。
しかもお値段お手頃←(/ω\)ここ大事ね
ケトルは日々の暮らしの道具。
気取らずに使える気安さと、壊れてもいつでも買いなおせる定番性が嬉しい。
ガラスケトルは、ガスコンロを使う者だけに許された贅沢だ。
大量にお湯を沸かしたいときはこちらのヤカンを使っています。
レトロで美しいホーロー製のヤカン。