レトロ玉手箱

昭和な家のレトロな道具たち

ブレッドカッターボード

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パン屋で働いていたこともあって、普段から自分で生地をこねてパンを焼くことも多い。
焼きたてのパンを頬張るときの幸福感は、ちょっと病みつきになる。

パンを切るとき、私は昔ながらの「ブレッドカッターボード」を使っている。

すのこ状になっているから焼きたてのパンを載せても蒸れないし、パンくずがテーブルに散らからない。

ブレッドナイフもついているから、パンを載せたらこのまま食卓へ運んでしまうのです。

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このブレッドカッターボードは、デパートの閉店セールで買ってきたもの。

とても安かったので、家に帰って封を開け、「Wedgwood」というブランドの刻印を見つけたときは驚いた。

(/ω\)偽物かと思うくらい安かったのよ。

テーブルウェアのトップブランドだから、Wedgwoodのアンティークを仕事で扱うことも多いけど、まさか田舎のデパートの閉店セールでめぐり逢うとは思わなかった。

ブレッドカッターボードの手入れとしては、使った後にパンくずを庭の鳥にあげて、カッターボードは水洗いせずに布巾で拭くだけでいい。

もう15年も使っているから、パンの油分が染み込んで、なかなか味わいのある風合いになった。
使えばキズもつくけれど、チーク材は使い込むほどに美しい色になるから愛着もひとしおなのです。

 

今は「まな板」みたいなカッティングボードが流行りだけど
自分でパンを焼いちゃうほどのパン好きさんにはブレッドカッターボードをぜひお薦めしたい。