レトロ玉手箱

昭和な家のレトロな道具たち

夏のレトロな日傘

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傘はシンプルなのが使いやすいと思っているけれど、日傘は別物。
フチがフリフリした日傘が好きだし、ロマンチックな丸い形を選んでしまう。

小さな頃、母がレースの縫い込まれた綿の真っ白な日傘を持っていて、「綺麗だなぁ」って思った記憶が、今でも私にロマンチックな日傘を選ばせているのだと思う。

ともあれ昔ながらの白い綿の傘は、傘自体が黄色く日焼けしてしまうので扱いが難しい。
今は遮光率の高い晴雨兼用の日傘のほうが好まれる時代。
それでもやっぱりレトロな形を求めてしまうから、「三つ子の魂百まで」って言うけれど、幼い頃の記憶への刷り込みは恐ろしい(笑)。

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日傘を閉じると、傘のフチのフリルはフワフワっと花のような形になるのが好き。

私の日傘は、傘部分が50cmと若干短め。
晴雨兼用とはいえど、日傘はあまり大きくないほうが可愛いと信じてる。

こどもが小さかったころは機動性重視で帽子をかぶっていたけれど、帽子よりも日傘のほうが涼しいと気づいてからは日傘の出番が増えました。
それに、素敵な日傘を1つ持っていると、オシャレしたい街歩きのときに重宝するの。

 

色はベージュや白も素敵だけど、実用としては黒やグレーが使いやすい。
法事など、大人の用事でも使えるから。

逆に、汚れが目立たないのはグレーとベージュ。
白と黒・ネイビーは、たたみシワの部分から色が変わりやすいので、使わないときは日の当たらない場所に置くのがお薦め。

 

晴雨兼用の日傘は、シンプルだと普通の雨傘に見えてしまいがち。だから一目で上質とわかるものを選ぶのがポイント。
持ち手はバンブータイプがレトロで素敵です。