私は仕事用にピンク色の財布を使っています。
ピンクのお財布は金運と幸運を掴むお財布なのだとか。
このピンクのお財布を買うまでに私、ちょっといろいろあったんです。
今、私が住んでいる家は中古で購入した破格の田舎の一軒家。
それでも若い夫婦には目が飛び出るほどの金額でした。
一世一代のローンを組んだ半年後、リーマンショックによる不況で家計が苦しくなって、返済が重くのしかかるようになったのです。
その頃の私は、生まれたばかりの子どもの手術のために、乳児を連れて東京と田舎の病院を6時間かけて往復する日々。
そして、個人事業主として起業したばかりでもありました。
育児に追われながら、なかなかお金にならない仕事を続けていることに焦りと後ろめたさを感じ続けていたのです。
毎日毎日お金が足りなくて足りなくて。
考えるのは、いつもお金のことばかり。
そして、おカネさえあればしなくてもいいケンカもたくさんしましたよ。
(/ω＼)生きていくだけのおカネがないって、地獄なんですよ
何をやってもうまくいかない。
それなら今までとは違ったことをしようかな。
ふと魔が差して、私は風水（金運風水）の本を読み始めました。
「どうせうまくいっていないんだし、今までバカにして笑っていたことも片っ端から試してみたらいいじゃん」って思ったのです。
冷蔵庫の上にレンジを置かない、とか
トイレ・玄関・窓のサッシの掃除もこまめにする、とか
金運を貯める財布の選び方、とか。
なかでもピンクの財布は、運気が良くなって棚ぼた的な収入があるとかないとか。
ふと自分の財布を見れば、何年も使って汚れてヨレヨレ。
ならば！善は急げ！
デパートへ出かけて自分では絶対選ばないピンク色の財布を選んだのです。
それがこの財布。
税抜きで1万5千円くらい。おカネの無い私にとっては、とても高価なお財布です。
もちろん夫はバカにしましたよ。
でもいいの。
新しいキレイな財布が買えたから。
真っ暗な毎日に希望を持てたから。
良い風が吹き始めたのは、1年を過ぎたころから。
仕事では、お客さんがお客さんを呼んでくれるようになり、
テレビ番組の影響で、書いていたブログが驚くほど多くの方に読まれるようになり。
コワイ。
(/ω＼)収入がポンって飛び上がったのよ。
もちろん本当は、その幸運の全てが財布のおかげというワケではなく、
お客さんのおかげであり、応援してくれた人のおかげであり、今までの地道な積み重ねであり。
たまたま幸運が重なったのだと思う。
しかしながら結論としては収入面に心配が無くなったのも事実。
希望を持って頑張れたのも、自分に自信を持てたのも事実。
だからピンクの財布は私にとって幸運の象徴です。
ピンクは恥ずかしくても、優しいパステルカラーのオーストリッチなら、楽しい気分で使えそうです。
風水や金運はどうであれ、心惹かれた綺麗な色を選ぶだけで気持ちは華やぐもの。
どうか、あなたに素敵な風が吹きますように。
こちらの記事は2016-08-31に書かれたものです。
最強の金運を持つ財布としてはパイソンも有名。併せてご覧ください。
