パン屋で働いていたクセに、パンやケーキを家で作るのは月1~2回くらい。
特にアップルパイやタルトなんて年に1回程度しか焼かないから、ケーキ型は全部お安いスチールを使っている。
一時期シフォンケーキにも凝ったからシフォンケーキ型も持っているけれど、これもやっぱりスチール。
シフォンケーキは今でも好きだけど、食べ盛りのこどもと大食いの夫に言わせると「食べた気がしないケーキ」なんだそうな。
だからケーキ型はシフォンではなくて、パンの焼き型に使うことが多くなった。
硬くて丈夫なスチールならパン生地を入れても大丈夫。
パン生地は1回で400gほどの粉で作ることが多い。
この2つのケーキ型は1回分のパン生地を成形して焼くのにピッタリサイズだった。
パン専用の型を買ってくればいいようなもんだけど、なにしろ頑丈だし、これでピッタリなのだから買う必要も感じないまま10年経ってしまった。
型なんて、焼いているときしか使わない道具。
棚の飾りになっている時間のほうが多いのに、ケーキ型やパン型は形もサイズもバラバラで、たくさん揃えても重ねて収納できない。
だから、私は1つでいろんな用途に使える道具がいい。
一般的にケーキならアルミ、パンならスチールが良いらしいけど、それは使う人次第。
どちらにせよフッ素加工など表面加工のないものが使いやすい。