レトロ玉手箱

昭和な家のレトロな道具たち

手編みの小さな箒(ほうき)

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編み目が綺麗だったから、使うあてもないのに衝動買いしてしまった小さな箒(ほうき)
10年前は箒部分がもっと青々としてたけど
年月を経た今では枯れた色あいが美しい。

昔ながらの手編みで軽くて丈夫。
この箒は洋服のホコリを落としたり、襖や障子の敷居の溝をササっとキレイにするのにちょうどいいのだとか。
我が家では、子ども達が勉強した後、テーブルの上に残った消しゴムのカスを掃除するのに使っている。

もっと頻繁に使うと箒の穂の先が削れて丸くなるらしいけど
普段はレデッカーのはたきを使うことが多いので、我が家の箒は穂先が丸くなるほどの出番はなかったみたい。 

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出番が多いか少ないかはともかく
この手編みの箒は、作業場にある足踏みミシンにかけておくだけでも、いい感じだ。

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しっかり整った編み目が綺麗でしょう?

このサイズのミニ箒は「荒神箒」とも呼ばれているんだとか。
荒神」は、竈(かまど)に宿る神様。この竈を掃除する箒のことを荒神箒と呼ぶようになったのが名前の由来。

地域ごとに編み模様が違うのが特徴だけど、竈の掃除用という目的で作られているからサイズだけは皆同じなのが面白いところ。

まぁ、現代では竈なんて掃除する機会もないのですが。

 

ちりとりについては以下のページで紹介しています。併せてご覧ください。 

座敷用ほうきについては、こちらをご覧ください。

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